題名が面白い邦画だったので、予約録画。ほぼ知らない俳優さんばかり。でも、うわついたところはなく、しっとりとした出来。新鮮な気分。
父親の実家に越してきた家族。子供は男の子1人。実家も母親が一人暮らし。かなり、田舎。
東京からの転校で、いじめられるかと思ったら、そんなこともなく、早速友達ができる。サッカーが得意で頭も良く、クラスの人気者らしい。
仲良くなってしばらく後、その友達は交通事故で亡くなってしまう。そうそう、この小学校、キリスト教?、カトリック?、プロテスタント?、と知ってる単語並べましたが、いわゆるミッション系の学校。朝のミサや、なんかあるたびに、祈ります。
親も祈ってたんだよね、その友達の母親も。なんか島原みたいな雰囲気なのか?。
で、転校してきた子。もちろん宗教なんて初接触(仏教、神教は別)。そのせいか小さなイエス様の幻想を見るように。この辺、解説らしき映像もないので、意味がよくわからない。単なる放ったらかし。
最終的にそのイエス様と一悶着あるのかと思ったら…
というわけで、おそらく監督・脚本・他うんたらかんたらと兼任の多い、ほぼワンマン状態の監督さんの昔の思い出をオマージュした作品のようです(最後にテロップあり)。ひたすら淡々とした作品。
というわけで、一風の清涼剤のような感じ。嫌いじゃないけど、なにかもう一つ欲しかった気がします。サッパリとした作品が好きな人に、オススメしておきます。