クリント・イーストウッド監督主演。老人の麻薬の運び屋が捕まったという記事にヒントを得た、という作品。
いや〜、本物のおじいちゃんになったね〜、クリント。今年の今(2020/12)で90歳だから、映画の頃は88歳。無理もありません。家族を顧みず、デイリリーという花にのみ人生を捧げた男。ひょんなことから荷物運びの仕事を依頼される。
クリントのことだから、その荷物が麻薬だと気づいた時点で、警察と協力みたいな展開を予想していたのですが…。
泣けました、はい。たんたん、ひょうひょうと進む中で、訪れる決断の時。このための、今までは、序章だったのです。
というわけで、素直にオススメします。前回の「グラン・トリノ」(「グラン・トリノ」のメモ - koyanの明石)も格好よかったけど、コレは違う意味で男の覚悟を感じました。