内田裕也の追悼記念かもしれません、樹木希林の作品が放映されていたので予約録画しました。
永瀬正敏が演じるどら焼き屋の主人。ここの求人広告を見て訪れたのが樹木希林。年齢不問ということで、とりあえず来てもらうと、なんとあんこ歴50年の大ベテラン。今まで業務用の餡を使っていたここのどら焼きが、とても美味しくなったと評判になり行列ができることに。
ここまでの展開はスーパー老人が頑張る系のティピカルなもの。でもですよ、彼女が住んでいる場所が昔のらいの隔離病棟であることが、噂で広まってしまい、それ以降お店は閑古鳥が鳴く状態に。
悲しいお話です。今ではハンセン病と呼ばれ、昔の隔離政策が間違っていたことがわかっています。謂れの無い差別がどんなに多くの人々を苦しめて来たか、また、苦しめているか、我々は知らなければなりません。
ぜひ観てください。