- 作者: 佐藤秀峰
- 発売日: 2013/02/28
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いや〜、泣けます。研修医が人の生き死にとどう立ち向かって行くか?、そんな難しい内容の医療ドラマ。肝臓がんのおじさんや、双子の超未熟児、等々、泣けるおハナシが次々と。
そして決め手が膵臓がんの23歳の女の子。これはもう、涙腺崩壊です。抗がん剤の意味、そして日本における抗がん剤の扱い。なんで?、どうして?、と叫ばずにいられません。
なになに?、2003年にTBSでテレビドラマ化されている?。お〜、ずいぶんと豪華なキャスティング。え?、宇佐美孝志役(膵臓がんの女の子に求婚する医師)が石橋貴明だと〜!。児玉典子役(膵臓がんの女の子)の藤谷美紀はハマってそうなのに...、う〜ん、そこだけがちょっと。
医療制度全般に溢れる矛盾、これってどうにかならないのでしょうか?。人が作ったルールで、だれも幸せになれない?、否、利権に群がる人々だけが甘い汁を吸っているのか?。今のこのルールを変えることはできないのか?、そんな思いで胸がいっぱいになります。
画力も構成もすばらしい作品。まだ未読の人に、ぜひお勧めしたい、読んで下さい。