昨日再放送されていた「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2008」。初っ端の「訪問者」が半端なく怖いっすよ〜。
中学生くらいの女の子が一人で留守番をしていたときのこと。夜中の11時過ぎに1階の玄関の引き戸の開く音がガラガラガラ〜っと。近所の誰かだと思い、2階の自室から玄関へ向かうものの、誰も居ない。おかしいと思いつつ階段を上り部屋へ戻ろうとしたそのとき、突然「訪ねてきましたっ！」って声がっ、がっ、がっ！。
もちろん玄関の方からの声。女性、年老いた感じだが妙に気の張った声質。「ハイ！」と返事をして女の子は階段を駆け下りる。するとさっきは誰も居なかった玄関に、着物を着た老婆の姿。顔はうつむいていてよく見えない。恐る恐る近づいていくと「訪ねてきましたっ！」と声を張り上げる。
「どちら様で？」と聞いても、「訪ねてきましたっ！」と言うだけ。
「すみません、今この家わたししか...」と言っても「訪ねてきましたっ！」。
恐ろしくなって愕然とする少女の前で、ひたすら連呼する着物の老婆。
「訪ねてきましたっ！」
「訪ねてきましたっ！」
「訪ねてきましたっ！」
「訪ねてきましたっ！」
「訪ねてきましたっ！」
「訪ねてきましたっ！」
「訪ねてきましたっ！」
ひぃえぇぇぇ〜〜〜〜〜〜。
いいっすね〜、このキャラ。トイレ行くときに、玄関に「訪ねてきましたっ！婆さん」が居そうな気がして怖かったですよ。用を済ませて部屋に戻るときはもちろん、ドアを開けた後に「訪ねてきましたっ！」。真夜中にトイレに起きた後、部屋に戻るときにも「訪ねてきましたっ！」。とにもかくにも「訪ねてきましたっ！」が我が家で大流行りしております。
