「ライラの冒険 黄金の羅針盤」のメモ

ライラの冒険 黄金の羅針盤 コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

　ようやくレンタルの在庫発見、もちろん借りましたよ。ライラといえばダイモン。わたしたちの世界では魂は身体の中にあるとされてますが、ライラの世界では動物の姿となって外にある。ロードショーで盛り上がっていた頃、公式サイトにて自分のダイモンを見つけてもらいました。ユキヒョウでした。なんとダニエル・クレイグといっしょ。よかった、サルじゃなくて。
　さて本編、映画館で観た人の感想をチラッと耳にしたところ、主人公であるライラの都合のイイようにストーリーが展開するとな。はは〜ん、わたしの苦手なハリポタみたいな感じ？。と思いつつ、期待過剰にならないように冷静に鑑賞。
　イイじゃないですか。初っ端から完璧なお嬢であるライラ。思い切り恵まれた境遇なのも当然みたいな清々しさがあります。ハリポタはいかにもな感じがダメだったから。それに比べれば、男らしいというかなんというか。
　それよりもなにより、ダイモンをはじめとする動物たちがとても愛らしい。まだ子供故、コロコロと姿を変えるライラのダイモン。その中のひとつ、イタチがかわいい。ありゃ明らかにイタチ、フェレットじゃありません。公式サイトではなぜかオコジョさんの姿が見れます。
　シロクマもイイですね〜。なんたって地上最強のほ乳類っすから（象は置いとく）。成体のユキヒョウのモフモフ加減も最高。北国が主な舞台ゆえなんでしょうか、この人選、否、動物選は。
　というわけで、思い切りお嬢なライラがガシガシ活躍するファンタジー。これでもか！ってくらい続編を意識した終わり方。というかハナシ途中っすよ。手持ちの札をほぼ出し切った状態で、どうやって続編に惹き込むかが興味ありますね〜。