「アイ・アム・レジェンド」のメモ

アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組) [DVD]

　レンタルDVD。TVCMだけの知識のみ。個人的に思い切り尖った期待をしてしまうのですよ、こういうタイプの映画って。世界にたった一人だけ、他にはだ〜れも居ない、んでしょ？。ウィル・スミスも嫌いじゃないし。
　と書いた時点で、わたしの期待が思い切り裏切られたことは、すでにこの作品を観た人ならお気づきのハズ。このことは書いちゃってイイと思うんですよ、わたしみたいな「余計な期待」をする人が出ないように。書きます、よ。ウィル・スミスが唯一の生き残りじゃありません。多くの人が、なんらかの病気にかかった多数の人が、ごくごく近い場所に住んでおります。
　いわゆる「感染モノ」に分類されます。「バイオハザード」や「28日後...」みたいな。最初からそう言うってもらえれば、余計な期待をしなくて済んだのに、ね〜。だってあまり類を見ないじゃないですか、世界に一人だけなんて。絶対期待しちゃうって。
　この裏切られ感をさっ引いて評価しましょう。天下のウィル・スミスがですよ、お利口そうなワンワンと懸命に暮らしている姿は、それなりに絵になります。だからそれなりに楽しめます。それなりにね。
　途中で感染者が登場します。ウィル・スミスがやりたいこともわかってきます。あとはラスト近くの展開を待つだけ。ね、世界で唯一、感染から免れている人間、ってことがわかっちゃうと、ツラいものがあります。だから隠していたのかな（まだ言ってる）。
　つまりですよ、感染モノとしてとてもオーソドックスなつくりなんです。逆にソコが売りになってる気もします。ソコに価値観を認められない人にとっては、なんとも大人しい作品に思えてしまうかもしれません。だからお勧めは...。TV放送があったら観てください。