![ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD] ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/111YGEVZE5L._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: アスミック・エース
- 発売日: 2004/08/06
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もちろん最後の15分のみを観るなんて、無粋なマネはしません。ちゃんと最初から鑑賞。冒頭のナレーション、妻夫木が「〜読んでました」と過去形で言ったところを「ましたってことは無いか」と言い直したところに敏感に反応。そうか、そうか、ハッピーエンドなんだねと。こういう些細なところって、初見のときには絶対に見逃しますからね〜。で、その予想が当たったかどうかは...。
2度目の感想も変わりありませんでした。ジョゼがイイです。池脇千鶴がイイです。コレは彼女の役者としての力量だと思いました。すばらしい役者さんです。当然のことのように、また、惚れました。
さて、ラスト15分です。海辺のシーンで終わったあの日(まだ言ってる)。次のシーンはお魚の館でした。温泉にでも泊まろうかと話していた矢先、「お魚の館」と書かれた看板を発見したジョゼ。もちろんそこはラブホテル。楽しみにしていた水族館がお休みで、バリ激怒していたジョゼ。「ココに泊まる!!!」と言い張るのも仕方なし。「ご褒美に、もうこの世の中で一番エッチなことしてもええよ」はご愛嬌。
このホテルのベッドの上で、ジョゼが心の闇を語る。リュウグウノツカイのCGが美しい、悲しいシーン。
そして突如...。わたしの予想は...。けっきょく妻夫木は...で、...。そのシーンといい、オーラスのジョゼの描写が最高にイイ。犬童一心監督、あなたはわかってらっしゃる。
というわけで、この作品はわたしの心に一生刻み込まれることが決定致しました。誰にでもお勧めできるとは思いませんが、機会があったらぜひ観てくださいませ。
追記:ちなみに明日4/25に日テレで放送される「タッチ」は犬童一心監督作品であります。