- 作者: 武田葉月
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/15
- メディア: 文庫
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たったそれだけの問題を、なぜにここまで引っ張るんですか。そりゃ高砂親方としては、自部屋の横綱なんだから、なんとしても手放したくないだろね。相撲協会としても、強さが魅力の横綱を失いたくないだろさね。そのことがこのグズグズ後手対応の唯一の要因だとしたら...、勘弁して欲しいっすよ。
サッカープレイ後の帰国時点で、しっかりと記者会見をやらなかった朝青龍はアウトです。本人は横綱に相応しくない人格みたいだから致し方ないとしても、まわりがビシッ!と言えなかったのが情けない。本人&周辺、すべてがダメだった結果がこの現状。
しかしさ、高砂親方は「すべての責任はわたしが負う」とか言ってるけれど、モンゴルと日本の国民のこのいや〜な雰囲気の感情のズレの責任は大きいよ。あんたひとりで背負えるような問題じゃないってことくらい、わかってないのかね。
子供を叱れない大人。つまりは大人がだらしない(わたしを含めて)。それがどんだけイヤな社会を生んでいるのかはご承知のとおり。それがとうとう横綱の暴走にまで至っちゃったワケですよ。そのTV報道を呆れて見てる子供たち。さらに社会は悪い方向へ。悪のスパイラル、ここに極まれり。