CONDEMNED PSYCHO CRIME(コンデムド サイコクライム)
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2006/08/31
- メディア: Video Game
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ストーリー
う〜ん、なにかと細かく気を使いながら進めるゲームなもんで、肝心のストーリーの把握がイマイチ。仕置人やマッチ・メーカーがあのオヤジにやられたのはわかってるんだけど、なんで?、その目的は?、最後に出てきたアヤツは誰?、って感じで、イマイチどころかゼンゼンわかってません。
ヘタレなわたしが言うのもなんですが、素直にプレイして「お〜、そういうことだったのかぁ〜!」と感動できるゲームじゃないですね、なんて言い過ぎだろな。ちゃんと説明的なコメントを読んで(聞いて)いれば、こんなことにはならなかったんだろうけど、あまり興味の持てる内容じゃないんだよね。だからついつい聞き流しちゃう。正直、あの携帯がウザったかった。
ボリューム
6章まで進めていたんだけれど、その後も思っていたより続いてくれました。全部で10章。アクションゲームのボリュームとしては、まあまあといったところ。
ただ〜し、やることが単調なもんで、飽きてくるというか作業感が強いというか。雰囲気はイイんだけど、もっとプレイヤーを楽しませて欲しかったですね。特に単調なのが敵との戦い。武器は棒系と銃系があるんだけど、前者なんかほとんど同じ使用感。重い軽いで振り回す速度が変わるくらいか?。さすがに後者ではピストルとショットガンじゃ明らかに撃った感覚が違うけど、ま、その程度。初回こそ楽しめたものの、2周目で早くも飽きてきてます。
やり込み要素
とりあえず鳥の屍骸&金属板集めやってます。カンニングなしで4章までコンプリート。1周目よりさらに気を使ってますんで、ストーリーの把握は今回もダメっぽい。しかし疲れるよ、コレ。
ともかくこの鳥の屍骸&金属板集めってのがエラく大変な作業なんだけど、そのオマケたるや実績の解除だけなんだよね。いちおうイメージ・スケッチみたいな絵が見れるようになるみたいだけれど、それだけじゃモチベーションが維持できないな。コスチューム・チェンジを望むようなゲームじゃないから、秘密の強力武器(ギャグ武器とかも)なんぞでも用意しておいてくれたなら、もっとガンバろうって気になれるんだけどね〜。
結論。やり込み要素ないですよ、このゲーム。いちおう集めモノはコンプリートするつもりだけれど、それが終わったら、ハイ、それま〜でぇ〜よ、ですね。そうそう、難易度を上げてプレイしてもなんのオマケもないようです。ただ敵が強くなるだけ。いちおうNORMALモードで2周目をはじめたけれど、それを知ってからEASYに戻してしまいました。ゲーム途中で難易度が変えられるってのは面白いと思ってたけど、そういうことだったんですね。
というわけで
何度も書いてるように雰囲気はイイんですよ。グラフィックもイイし、不安をあおるような演出もGood。これらの美点をさらに輝かせるようなストーリーが欲しかった、やり込み要素が欲しかった...
なんか随分な感想になってしまいましたが、新品を予約までして買ったんだから、これくらい言わせてくださいませ。「バレットウィッチ」といいこのコンデムドといい、なぜにやり込み要素を排除する方向に向かっているんでしょうか?。オマケはお金払ってDLC(ダウンロード・コンテンツ)でね!、ってのは勘弁してよ。だったらゲーム本体はもっと安く販売しなくちゃだわさ。
追記:本日「バレットウィッチ」の追加コスチュームがダウンロード開始されてました。しかも無料。ふむふむ、ミニスカの波ラインと黒パンはイマイチだけれども、無料だったことは評価しましょう。今後もその調子で開発の遅れを取り戻してくだされ。