![キング・コング 通常版 [DVD] キング・コング 通常版 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51VHH10MDHL._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: DVD
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かる〜く批評の方は読んでました。てんこ盛りゆえ、焦点が定まらないなどなど。でもね、よかったですよ、とっても。正直に言って、たしかに序盤は眠くなっちゃっいました。コングが登場してもそれは然り。ところがコングの感情細やかなところが見られるようになってからは、もうお目々パッチリです。
終盤は哀しい結末を承知の上で、ただただ涙腺を抑えるのに必死でした。となりにつれあい居るし。ピーター・ジャクソンはこの映画に対して並々ならぬ思い入れがあったとのこと。わたしはシカとそれを受け取りました。ピーター・コング、最高によかったです、ハイ。
というわけで、コング自体のデキがすべて、ってことで高〜い評価を与えてますが、もちろん気になる点もあるんです。例を挙げてみましょうか、例えば登場人物があまりに死なないこと。もちろん死ぬときゃ死ぬんですが、ほら、巨大な草食恐竜の足下を逃げるシーン。普通ならほとんど全滅してますよ。
ナオミ・ワッツなんかもう、どうやったって死にません。もう笑っちゃうくらい。それにさ、ゴリラであるコングがティラノっぽい恐竜に勝てるわけがない。ひと噛みで骨くだけますって。でもそんなこたぁ〜どうでもイイ。エンターテイメント、なんです、この映画は。その点をご了承の上、鑑賞した方がお得です(キッパリ)。
お勧めします、ぜひ観てください。あのコングの表情、たまりません。最後のシーンなんか、「タイタニック」を思い出してしまいました。
最後にひとつ、期待していた昆虫たち。たしかに苦手な人にはキビしい映像ですね。わたしはワクワクしながら観てましたけど。ブンブン飛んでる巨大蚊はともかくとして、初っ端のムカデさん、もうたまりません。やたらイッパイでてきたバッタさん、最初はオケラか?とも思ったんだけど、後脚が明らかにバッタ風。というかコオロギかな?。羽がないんで幼生っぽいんだけどね。いかにもオケラっぽいのが一緒に出てたところを見ると、う〜ん、謎。もちろん蜘蛛系の方が気持ち悪いんだけど、ハサミがあったりしてサソリとかウデムシ(「炎のゴブレット」で大活躍してましたね。別名ムチサソリ)系統かもしれません。あとはオオゲジとヒヨケムシが出演してくれれば、歴史に残るキモムシ映画になったのに。って、ほとんど昆虫じゃないジャン!。
追記:nekoさんから的確なコメントをいただきました。あのバッタさんの正体はWeta(こおろぎの親戚)ではなかろうかと。写真はコチラ、根拠となった会社のサイトはコチラ。うんうん、わたしもこの説に思い切り賛同させてください。
ところでこのWeta、実はわたし既に見ていたんですよ。もちろん名前は知らなかったけど、某巨大掲示板で入手した画像がちゃんと保存してありました。けっこう有名な写真です。コチラ、ものすげぇ〜デカいでしょ(^^)