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だからといって大どんでん返しを期待するような映画でないことは分かっていましたよ。観はじめて思ったこと、なんて歌が上手いんでしょ。踊りもバッチシ。アチラの役者さんってホントに凄いよね、やることが半端じゃない。日本にこれだけの役をこなせる人がいるだろうか...
しばらくしたらなにやら聴いたことがある曲が。そう、「マック・ザ・ナイフ」ですよ。洋楽音痴の私でもさすがにこの曲は知ってます。しかも、以前BS2で全米ヒットチャートなんたらって4時間ぶっ通しで放送していた番組、当然ウチの大事なビデオライブラリーとして保存してあるんですが、その中にちゃ〜んと入ってます、この曲。
映画をとめて聴いてみる。お〜、ちゃんとボビー・ダーリンが歌ってますよ(当たり前)。一見したところケヴィンよりもシャープな印象のボビー。マネするにはイメージが違いすぎるかな〜と思っていたんですが、不思議なことにだんだんケヴィンに似てきたんです、逆だけどね。フトした表情がケヴィンの顔してる。ここで納得、ケヴィンがボビーを演じたかった理由のひとつ、それもかなり大きな要因となっているであろうモチベーションを発見してしまいました。と勝手に思う。勝手に。
とにかくケヴィンの歌と踊りを楽しみました。ラストの子ども時代のボビーと一緒に歌い踊るシーンはとってもよかったですよ。楽しいと思う人は限定される気がするけど、わたしはこの映画、お勧めしときます。
そうそう、ボビー・ダーリンといえばフランク・シナトラが引き合いに出されますが、その娘であるナンシー・シナトラの「にくい貴方」(THESE BOOTS ARE MADE FOR WALKIN')がTVCMで流れてますね。そんなことに気付くのもあのビデオライブラリーのおかげ。すごいんだ、この曲のビデオ映像が(^^;)