- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2005/09/28
- メディア: DVD
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
観はじめるとなにやら知った顔が。デカい図体に甘いマスク、うん、間違いない、彼だ、デビッド・モースだ。しかもお巡りさんの役どころ。まさにイメージのまんま。でもね、な〜んか雰囲気が違う。もしかして、若い?。
次に彼の弟が登場。おや〜、このシャープな顔、どっかで見たことあるよな〜?と思いつつも思い出せず。ちょっと不良っぽい感じだったんだけど、根っからのワルでした、弟。
次にびっくらこいたのが父親。なんとチャールズ・ブロンソンですよ、う〜んマンダム。彼にも甚だしい違和感が!。やっぱね、メッチャ若いんですよ、それなりに年とってるけど。ココで我慢できなくなってググってみる。お〜、この作品って1991年なのね。もう15年も前の映画だったのです。どうりでみんな若いわけだ。
デビッドは心やさしい兄の役。彼って俳優の中でも1、2を争うほどの長身で、なおかつ甘いイイ顔してますでしょ。それなのにわたしの記憶の中ではいつも脇役。ババーンと主役をこなせる人だと思ってたんですが、こんなところで主役の映画に巡り会えるとは。
ちなみに終盤あたりでもう一度ググってキャストを確認。ありゃ〜、あのワルの弟って「ロード・オブ・ザ・リング」の人だったのね(ヴィゴ・モーテンセン)。あらためてビックリ!。そうそう、デニス・ホッパーの名前が上位に書いてあったけど、どこに居たよ?ってさんざん頭の中の記憶をたぐりまくって、ようやく正解にたどり着きました。飲み屋のオヤジだよ、オヤジ。ちょい役なのに名前が前に出過ぎだよね、さすが大御所。ラストは華々しく…だけど。
感想です。ショーン・ペンのつくった映画だから、おそらく彼の生き写しみたいな役がメインに出てるだろうとは思ってたけど、ヴィゴの弟役はまさにソレ。かなりというかメッチャクチャ荒れてます。その弟になんとかまともな生活を送って欲しいと願う兄のデビッド。もうメッチャクチャやさしいイイ人。とはいっても、普通だとは思うんだけどね。対象があの弟だから余計そう感じる。
そんな兄弟のやりとりがず〜〜〜っと描かれているんだけど、あまりにストレートなのでちょっとダレるかな。もう少しスパイスを効かせてもイイような気がする。弟の恋人役(パトリシア・アークエット)はなかなか面白いキャラで楽しめたけど。
そしてラストへ。ショーンさん、やはりそう来ましたか!って感じです。初監督作品で、彼も若いし。今なら違うラストを見せてくれたかもしれない?。いや、同じか...。
というわけで、スタッフ&キャストに魅力を感じる人にお勧めします。まっさきに沖縄の空が思い浮かぶけど、すでに観てますよね、Yooさん(^^)