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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「ミリオンダラー・ベイビー」を観て沈む

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

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 アカデミー賞4部門をかっさらった話題作。クリントの作品であることと、TVCMにて女ボクサーのハナシであることだけ知っていた。さすがに期待しての鑑賞。
 シンプルなストーリー展開、かつ、しっとりと作られているんで楽しみながら観てましたよ。最初の頃の試合はあんな感じでイイんですよ。相手が強くなるにつれて不自然さがちょっと気になってくる。さすがに苦しい。でも、文句があったのはそれくらい。イイ映画だね〜って思いながら観てました。
 ところがところが、終盤に入ったところで、う〜ん、そう来たか。そこから先が重いです。リンク先のAmazonでの評価があまりにも真っ二つなのが笑えるけど、わたし的にはどっち派なんだろ。ロッキーみたいな展開を自然と期待しちゃうんだよね、だって最初は思い切りドン底からはじまって、どんどん上り詰めて行く内容だから。
 ドン底から奈落の底へってのは、かなりキツい。そもそもロッキーとはテーマが違う。クリントによるとこの映画は「シンプルなラブストーリーだ」そうだけど、恋愛をイメージするラブストーリーとも違う気がする。親や兄妹、相方、子どもといった身近な親族に対する愛情にまで昇華されたって感じ。じゃなきゃ最後の○○はできないよ。と、わたしは思う。
 とはいえ、世間に問題提起することをテーマとする映画とも感じられない。その愛を純粋に描いているだけ。気分的なモヤモヤ感ではなく、作品自体に違和感を覚えるのはそのせいじゃなかろうか。そんな気がした映画。観る価値は十分にありますんで、とにかく観てください。感想が知りたいです。