- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2006/01/27
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ハッキリとした期待感をもって鑑賞。おや、おやややや?、コレって恐い系の映画じゃないんじゃない?。まるでコメディー映画みたいな雰囲気なんだけど。高速道路の分岐点に建てられた変な家。対人恐怖症のヒッキー男と、明るいけどチャランポランな男が同居してます。キャラが違いますが、なんとな〜く昔の「おかしな二人」みたいな。
いや、そのうち恐くなるんだよ、だってサスペンスって書いてあったでしょ。そう言って不満タラタラなつれあいを慰めていたら、突如異変が!。家の周りがすべて消えてなくなっている!?。やっとサスペンスしてきたぞ!!!。
でですね、結論から言っちゃうと、決してサスペンス映画じゃありません、コレ。いかにも「CUBE」の監督らしい摩訶不思議なおハナシではありますが、やはりコメディーに近い感じ。あの「マルコビッチの穴」のような。ソレはソレでわたしゃ嫌いじゃないですけど。
中盤、二人がある能力について気付いた時点でラストへの方向性は見えてきますが、はてさて、ヴィンチェンゾ監督はどうやって締めくくるんだろ?という興味が湧きます。そして結末は...、観てのお楽しみ、ですね〜。もしわたしが当事者ならあ〜されること(映画の結末じゃないよ)を恐れて、先に行動に出て後は自分で、って思ったけど、自分を対象にデキるかどうかわかんない。もしかして最悪の結末になるやも!!!、って考えたら少し恐かったっす。って、何書いてるかわかんないよね。
ハラハラ・ドキドキを期待すると裏切られますが、最初からそういう映画だと知って観れば、悪い作品じゃありません。ちょっとおフザケが過ぎるところもあるけど(ぴょんぴょんジャンプ)、不思議大好きな人にはお勧めしておきます。お気軽に観てください。