つれあいが借りてきたレンタルDVD。何の予備知識もないまま鑑賞。なんか時代が行ったり来たりで把握しづらい映画だな〜、なんて思ってたんですよ、序盤。でもね、やっとこさ主人公の能力に気づいたときにピン!ときました。こりゃかなりの良作だよって。
公式サイトを見るまでもなく、パッケージの裏の短い説明文さえ読んでいれば、もっと早くこの映画を楽しめたのに。すべてを観終わったあと、も一度最初の方だけ観直しましたとも。はは〜ん、なるほどって。バタフライ・エフェクトの意味もこのとき確認。いかに適当に映画を観てるかがわかっちゃいますね。
脚本がイイですね、てか原作がイイのかな。この手のアイデアって他にもありそうだけど、映画になってるのってないんですかね〜。似たような作品ではあくまでも禁じ手として扱われてる「事」だけど、この映画ではその禁じ手をバンバン使っちゃう。今度はどうなる?、次はどうする?、やっぱあのときをどうにかしないと!?と引き込まれることガンガンに請け合います。
ちなみに最近のわたしの脳内妄想では、もし自分がその禁じ手を使える立場・場面に遭遇したとしたら、迷う事なく使いますね〜。その一見ヤバい行動の根拠となるのは、そう、パラレルワールド。つまり、影響を与えちゃう世界ってのは、実は違う次元の世界であって、気にしてる世界の未来はそのまま続いているというわけ。いや、なんとなくなんだけど、今はその考えで納得してる。もちろん脳内妄想の範囲内のこと。実際にそんな場面ってこないだろうから。
とにかくよくデキた映画です。この種のジャンルの映画でこれだけ楽しめた作品に出会ったのって、久し振りじゃないかな。多くは書きません。まだ未見の人は、ぜひ観てください。思いっきりお勧め!です。