世間の評判的にはそれほどよろしくない、みたいな曖昧な記憶のまま期待せずに観はじめました。内容的な予備知識はキアヌが主役であること、霊とかのハナシじゃなくて天使&悪魔関係らしいってことくらい。こちらが公式サイト。
まずはじめに、いや〜、すっかり忘れてましたよ、レイチェル・ワイズ。わたしの外国人顔記憶力って、そうとう低レベルみたいです。終わりのキャスト・スクロール見て「え!、レイチェルだって?、どこ?、だれ?、って彼女だよな」ですから。
というわたしのスットコドッコイ感想です。出だし、天井と壁の角で睨みを利かす女性。こんな光景、な〜んかどっかで見たような。そして彼女から悪魔を祓うジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)。なるほど、エクソシストだったのか。期待せずに観はじめてよかった、よかった。
実はジョンはエクソシストではなく、違った役割をもってるんだけど、そのあたりの世界観はわたし好み。大天使ガブリエル(名前がいっしょなだけで単なるハーフ・ブリードだったと後で知る)が翼を見せてくれたときは、ゾゾッ!っと来たね〜。役者さんの顔、雰囲気も凄く似合ってたし。
少々萎える要素(ジョンの武器)もあったけど、総じてイイ感じの映画ですよ、わたしにとっては。アッチの世界の描写なんか、メッチャよかったな〜。アシダカ様?も無事でよかった(蜘蛛ね)。
そしてルシファー(サタン)の登場。イイね、イイねぇ〜。想像を超越した力をもつルシファーらしく、行動やら言動がチョット変でイイ!。かなり惚れちゃいました。わたしのタールも取って欲しいぞ。
というわけで、わたしにとってはガブリエルとルシファーのキャラだけでもう大満足。あの味付けを殺さなければ、ガンガン続編作って欲しいくらい。もちろん新キャラも忘れずに。
悪魔とか天使のストレートなハナシを程よく好きな人にはお勧めですよ。ぜひ観てください。