「追跡者」で気分を良くして、続けて観たのがこの映画。やっちまったよ、せっかくの気分が台無し...。前からブルース・ウィリス主演の戦争映画ってことで気にはなっていたんですが、ようやくWOWOWでの予約録画に成功。けっこう期待して観たんです。ところがところが。こちらが公式サイトっぽいところ。
最初の方は違和感なく観てたんです。ナイジェリアの内紛の中、アメリカ人である女性の医師救出の命を受けた特殊部隊の隊長役がブルース・ウィリス。現地に赴くと案の定「患者を置いては行けない!」と主張する彼女。まさに想定の範囲内。
違和感を感じはじめたのは隊長がおかしくなってから。引き返すって言ったときにはもうダメ。そこから国境までの戦闘シーン。ちゃちい、チャッチイよ。戦争映画のアクションシーンってホントに難しいと思う。もう、カチンコからはじまって、そのカットを撮影しているスタッフの姿が見えちゃう。リアルさがないんですよ、あまりにも。
最初はあんなに格好良かったブルースも、なにやら新米兵のようなギコチナサ。両手をバタバタさせて逃げる現地人。ダメだよ、そんなんじゃ。クライマックスではとんでもない至近距離での銃撃戦。爆弾の応酬。もう観てられない。たすけてくれぇ〜。
期待しすぎたのが悪いんじゃない、映画そのものがダメダメです。見事なまでの地雷。みなさん、踏まないようにお気をつけて。