以前某所(^^;)で雰囲気を「ふいんき」と読むと思い込んでいた人がいる、ということが話題になりました。そこでこの読み間違え、日本にわずか数人というレベルでなく、それなりの人数がいるという手応えを感じました。しかしわたしはこの事実を頭の中で理解できても、どうしても心が納得しなかったのです。
その理由は、「ふいんき」という発音を耳で聞いたことが今までに一度も無い!、からです。わがままでしょ、わたし(^^;)。それがですよ、夕べ、なんとTV放送ではじめて聞けたのです。この喜び、みなさんにお伝えしたくて。
番組は「新堂本兄弟」。真犯人はあの光一くんです。彼は高見沢氏に向かって確かに2度、「ふいんき」という発音を繰り返していました。それを受けた高見沢氏はキチンと「ふんいき」と返してましたが(指摘したわけではない)。
これが聞き間違いでなければ、わたしがはじめて耳で認知した「ふいんき」第1号となります。なんかとてもうれしい気分。光一くん、ありがとう。
一応釈明。わたしは「ふいんき」な人をバカにしてるつもりは毛頭ありません。人間誰しも思い込みはあるものです。もちろんわたし自身も。しかしわたしの心がなぜ納得しなかったかというと、雰囲気という語句は日常的にもよく使われるもの。まわりのほとんどの人が「ふんいき」と発音する中、それなりの年齢になるまでそれに気づかなかった、もしくは誰からも指摘を受けなかったのが不思議でならなかったのです。この不思議さに妙に惹かれたのでありました。
ちなみに、はじめて「ふいんき」を聞いたわたしの耳センサーは即座に反応いたしました。もしわたしが仮に堂本剛であったなら、楽屋に帰った光一くんに紙に書いた「雰囲気」の文字を見せ、「お前コレ、なんて読む?」といたずら坊主のように目を爛々とさせて尋ねたことと思います。と想像すればなおさら、貴重な「ふいんき」の魅力に取り憑かれてしまうわたし。なんか変?。