お宝より。AppleがQuickTime7.0で採用したコーデックH.264のすごさを見せつけるページを公開中。その名もHD Gallary。
TV（＝今のDVD）の画質っていうとパソコンから見れば低解像度の格下規格ってイメージだったんだけど、HDになるとこの立場が逆転しちゃいます。このページで標準的に見れるサンプルは我が愛機PowerBook G4でも見れる横1,280ピクセルのもの。それでもめっちゃキレイ。これがフルハイビジョンになると1,920×1,080ピクセルというバケモノサイズ。試しに「Batman Begins」の1080pのmovieをダウンロード。もう画面からはみ出す、はみ出す（当たり前）←追記：movieのプロパティを表示してみたら1,920×816ピクセルでした。データレートは平均約8.4Mbps＝約1MB/s。120分の映画の場合映像だけで約7.4GB。音声やらなにやら入れても余裕しゃくしゃくで次世代DVDの片面1層に収まるサイズです。
まだハイビジョンに関しては勉強したてでよく知らないけれど、今放送されてる画像って静止した絵はキレイなのに、カメラや被写体が動き出すとダメなんですよね。おそらくこの原因は放送で使えるデータの帯域とMPEG2というコーデックのせいじゃなかろうかと。新しいコーデックであるH.264は実にイイ感じ。次世代DVDで映画を観れる日が待ち遠しいです。
ちなみに1080pのmovie、悲しいかなうちのパワブクじゃコマ落ちします。「you'll still need a G5 system to display so much media.」だそうで...。現在のハイビジョンの放送はD3規格である1080i（インターレース）。当然1080p（プログレッシブ）の方が画質は上。次世代DVDって1080pでやってくれるのかな？。
