第1作が「零」(ゼロ)、第2作が「零〜紅い蝶〜」、そしてようやく第3作目が発表されました(記事)。しばらく音沙汰なかったもんで、心配していたんですが、さすがに人気の高いゲームだけあって、しっかりとシリーズは続くようです。
いや、書きたいのはそれだけなんですよ。詳細はリンク先を見てもらえばいいし。う〜ん、そうそう、なんでこのシリーズが面白いかと言うと、いかにも日本人がビビりそうなCGにあります。上手いんですよ、雰囲気造りが。古くて暗い屋敷内を彷徨うんですが、夜の日本家屋のあのおどろおどろしさが実にリアルに表現されているんです。野外である神社とか洞窟とか墓地とかもGood!。純然たる和風ホラー。絶対洋ゲーじゃまねできないよね、この「怖さ」って。
そういえば前2作とも、操作性はあの「バイオハザード アウトブレイク」と似てたかな。画面はキャラの移動にともなって必ず切り替え式にになってるし、スティックの操作法もラジコン方式か非ラジコン方式かで選べたような。これってあんまり好きじゃないんですよ。特に敵と戦う(カメラで撮影する)ときに、切り替え地点をまたいで戦わなきゃならないときが、実にやりにくい。
でも、CGの美しさや(データ量が少ないからその分高品質にできる?)、デザイナーが決めた推奨されるカメラアングル等が、「零」の「怖さ」を演出している気もしますね。つまり、「怖さ」を手に入れるために少々の操作性の悪さも我慢すべしって感じでしょうか。
新作の詳細はまだ明らかになってませんが、独特の「怖さ」を維持しつつ、よりゲームに没頭できる操作性に改善されているといいんですけどね〜。がんばれ!、テクモ。