なにはともあれこのレポート記事を見て欲しい。ISO400が実用になる夢のようなコンパクトデジカメが登場しました。もう驚きとしか言いようがないですね。
言いたいことはすべてライターの方が書いてますんで、わたしはちょこっと一部を強調しましょうか。本来は昨今のコンパクトデジカメの標準感度がISO50(もしくは80)であることに驚くべきなんですよね、反対の意味で。なんで一般ユーザーがベルビア(銀塩の超高画質リバーサルフィルム。感度はISO50)使わなあかんねん!って。感度が低いってことは、いっぱい光が必要ってことで、ちょっと暗くなるとシャッター速度がかなり遅くなる。それをカバーするためにメーカーは手ブレ補正に力を入れる。おいおい、方向が違うだろ...。ダメだ、やっぱし記事と同じことしか書けない。
F10のサンプル画像を見た素直な印象。ノイズの出方は大雑把に言ってデジタル一眼レフであるD70よりちょっとだけ多いくらいかな(誉め過ぎか?)。ISO400でも気にしなければほとんど気にならないD70に対し、やっぱ違うかな?(ISO80とかと比べて)って感じのF10。でも十分実用的に使えると思うデキ。ISO1600になっちゃうとD70だってノイズバリバリだからね〜。F10のソレは十分に合格点だと思いますよ。
今、セカンドカメラとしてコンパクト機を買うなら、もう絶対にF10しかないです。他の性能もライターの人がほぼ満足しているのが心強い(謎のアダプタを除く)。でもね、この技術を使った他の機種も見てみたいところ。さらに明るいレンズを付けてみたり、単焦点でもっとコンパクトに、とかね。今後がすごく楽しみ。富士写真フィルムというメーカーが一気に輝いて見えますよ、ホント。