なんて読むんだろう?、と最初は思いますよね。答えは映画の中でも説明があるし、ディスクのパッケージにも書いてあります。にちにちこれこうじつ、日々良い日であること、だそうです。
樹木希林が出てれば外れは少ない。これ、最近の印象。黒木華は少し癖がありますが、ハマればいい女優さんです。元気なお友達の多部未華子も悪くない。というか、お茶の世界のおハナシ。
日本らしくて、なかなかに風流で良いのですが、正座がね、絶望的にできないのでワタシには無理な世界。それがお茶。姿勢や動作の美しさはなんとも魅力的なのですが、残念です。
学生の頃より通い出したお茶のお稽古。それから二十余年あまり。そんな生活が淡々と描かれております。嫌いじゃない。ホッとする作品。
お父さんが亡くなってからの海のシーン。泣けますね。そう、泣ければ合格。というわけで、オススメします。しっとりが好きな人にどうぞ。