トム・ハンクス主演、ってことでハズレはないだろうと予約録画。輸送船ですね、大きな。コンテナを甲板にガンガン載せて運ぶヤツ。あんなに大きいのに、船員の数は十数名とかなり少なめ。タンカーなんかだと数人なんだよね、多分。
で、お題の通り船長役がトム。航路としてソマリア沖を航海するんですが、あそこには海賊がいるんですよ。普通の村人やら漁師っぽい人たちが、大きな銃で武装して、お金のために商船を襲う海賊となってます。
当然のようにトムの船も狙われる。小さなボートで追いかける海賊。でっかい船で逃げるトムたち。思ったね、なんで商船の人たちは銃を持ってないのかと。手慣れたヤツがライフルでも持っていれば、ボートに居る海賊たちを近づけさせなくできただろうにと。
でもね、きっと、商船側が武装しちゃうと、海賊側もそれに対抗するために、さらに強い武器を持っちゃうんだろうと。正解かどうかはわかりませんが、わたしにはこの答えしか思いつきませんでした。
結局、乗船されてしまうのですが、いやもう、ヒヤヒヤの連続。怖いです、下手なホラー映画より。実はこの作品、実話をもとに描かれているそうでして、それを知るとあの緊迫感がさらに増してしまいます。
というわけで、さすがトム、面白かったですよ。ラストのシーン、わたしも一緒に号泣してしまいました。なぜかわからないけれど、号泣。とにかく、号泣。オススメです、観てください。