- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/05/28
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さっそくですが、
- 作者: 恩田陸,笠井潔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/01/16
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で、三話目の「あなたと夜と音楽と」がマズかった。わたしに合わない(相性問題)。音楽を紹介するラジオ番組。その番組を聴いているかのように進むストーリー。これでチト、躓(つまず)きました。
その次の「冷凍みかん」はまだいいのですが、どうも恩田陸って人は、ショートショートでもオチをつける気がないらしい。これはツラい。
「楽園を追われて」のように、いかにも恩田陸らしくて筆がノっている雰囲気の作品はいい、許せる(エラそうに)。がしかし、ホラーっぽくて興味を魅かれた「深夜の食欲」や「卒業」なんて、あの放ったらかしのエンディング、興味を魅かれた分だけショックがデカいよ(わたしが放り投げられただけ?)。
というわけで、恩田陸の短編には気をつけろ!、という教訓を得たわたしでした(笑。
さて、これで三月シリーズは「三月は深き紅の淵を」(記事)、「麦の海に沈む果実」(記事)、「朝日のようにさわやかに(水晶の夜、翡翠の朝)」ときて、今わたしの手元には以前に購入しておいた「図書館の海(睡蓮)」があります。また、短編です。困った、こまったw。
「図書館の海」(恩田陸)短編4つまで読み終えたメモ その1 につづく