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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「朝日のようにさわやかに」(恩田陸)を読み終えたメモ

朝日のようにさわやかに (新潮文庫)

朝日のようにさわやかに (新潮文庫)

 前記事である「「麦の海に沈む果実」(恩田陸)を読み終えたメモ その2」から2ヶ月以上経ってしまいました。なぜこんなに時間がかかってしまったかと言うと、あまり興味をそそられる内容では無かったという点と、投資信託のお勉強をしていたから(老後のためか)。
 さっそくですが、
麦の海に沈む果実 (講談社文庫)

麦の海に沈む果実 (講談社文庫)

のストーリーの番外編である一話目の「水晶の夜、翡翠の朝」は面白かったです。というか、怖かったよ、ヨハン!。後日談になるのかな?、ヨハンの闇の部分を暴き出しております。それなりの相手を迎えて。
 で、三話目の「あなたと夜と音楽と」がマズかった。わたしに合わない(相性問題)。音楽を紹介するラジオ番組。その番組を聴いているかのように進むストーリー。これでチト、躓(つまず)きました。
 その次の「冷凍みかん」はまだいいのですが、どうも恩田陸って人は、ショートショートでもオチをつける気がないらしい。これはツラい。
 「楽園を追われて」のように、いかにも恩田陸らしくて筆がノっている雰囲気の作品はいい、許せる(エラそうに)。がしかし、ホラーっぽくて興味を魅かれた「深夜の食欲」や「卒業」なんて、あの放ったらかしのエンディング、興味を魅かれた分だけショックがデカいよ(わたしが放り投げられただけ?)。
 というわけで、恩田陸の短編には気をつけろ!、という教訓を得たわたしでした(笑。
 さて、これで三月シリーズは「三月は深き紅の淵を」(記事)、「麦の海に沈む果実」(記事)、「朝日のようにさわやかに(水晶の夜、翡翠の朝)」ときて、今わたしの手元には以前に購入しておいた「図書館の海(睡蓮)」があります。また、短編です。困った、こまったw。


「図書館の海」(恩田陸)短編4つまで読み終えたメモ その1 につづく