思えば2年、今のアパートに引っ越したときに洗濯機を新調してから。購入時は予算オーバーながら、わざわざ「自動おそうじ」機能のある上位機種を選んだんですよ。だって、洗濯機の洗濯槽って、見えない裏側が汚れで真っ黒になると言うから。それがこの機種、日立のビートウォッシュBW-D8MV↓
もちろん信頼しておりましたよ、「自動おそうじ」機能。洗濯の最後に、わざわざお掃除のためにゴニョゴニョ動いてくれるんですから。
だからというわけでもないですが、洗濯槽のお掃除、すっかり忘れてました。そういえば昔やって、その汚れ具合に驚いた記憶、あるよなぁ〜、てなもんです。きっかけはつれあいの「最近、白い服に黒いクズみたいのがつくよ」の一言。あぁ〜やっぱり、洗濯槽自体は汚れているんだなって。
さっそくググって掃除の仕方を確認。わたしが参考にしたのがココ。なになに、酸素系の洗剤が必要とな。さっそく↓を発注しました。
- 出版社/メーカー: シャボン玉石けん
- 発売日: 2004/01/06
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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決行の日
一晩、つけ置き洗いをするので翌日が休みの日。その前日の夜。意を決して、スタート。
・その1:50度のお湯を一杯に貯める。
風呂場から二人でバケツリレー。排水パイプからお湯が溢れる音がするまで、ガッツリ貯めます。ちなみに酸素系のクリーナーは、この50度という温度でよく働いてくれるそうです。
・少量のお湯で溶かした酸素系クリーナーを洗濯槽へ
実はこれ、すっかり忘れていて、クリーナーをそのままササッと入れてしまいました。ま、すぐに洗い動作に入るんで、たぶん大丈夫。
・洗い動作を指定して洗濯をスタート
洗濯機の操作板とにらめっこしながら、「洗い」だけするようにセットしスタート。間違っても「すすぎ」や「脱水」をしてはいけません。せっかくのお湯がなくなってしまいます。ゴ〜ン、ゴ〜ンと動き出したら、止まるまでコーヒーでも。
・恐怖に震えながらカスをすくう
10分ほどで洗濯機停止。おそるおそるふたを開けてみると...、ぎゃ〜〜〜!、すさまじい汚れ具合!!!。そうだ、この黒いカスを網ですくわないと、と、と、えっ、網が無いぃ〜〜〜!(焦っている)。
・網をつくる(番外編)
脳みそを振り絞ること、数分。思いついた!、エラい。針金ハンガーを解体して輪っかと持つところを作り、台所の三角コーナー(もしくは排水溝)用の網を輪っかに被せる。お〜、完璧。
・恐怖に震えながらカスをすくう part2
さきほどの網で水面に浮いているカスをすくう。すくう、すくいまくる。こんな感じ(グロ注意)↓
どうです?、すごいでしょ。網の感じはこんなんで十分。何度もすくうけれど、すべてはすくいきれません。たぶん網を二重にかけるなどして、なるべく細かいカスまですくっておいた方が吉かもしれません。でもまあ、最後は流しちゃいますので、適当に。
・再び「洗い」、そして「すくう」、これを4回
何度か洗い動作を繰り返すのですが、ウチでは4回やりました。だって、何度やっても同じようにカスが湧いてくるんだもの。怖いったらありゃしない。
・疲れたから、オレ、寝る
適当に切り上げて、一晩そのままの状態で、漬けておきます。これでより汚れが剥がれると信じて。
・翌朝、再び「洗い」と「すくう」
翌日目が覚めたら、再び夕べの作業を。ウチは2回だったかな、やりました。細かいカスは切りがないので、あまり気にしないように。そして最後に通常の洗濯コース、洗い、すすぎ、脱水を行います。
・真水をたっぷり貯めて、洗い、すすぎ、脱水をしましょ
もうちょっとですよ。最初にお湯を貯めたときのように、こんどは水をたっぷり貯めてから、再び通常の洗濯コース(洗い、すすぎ、脱水)でスタートします。実はウチ、この「たっぷり」を忘れてまして、普通に洗濯スタート。たぶん、水量が半分くらいしか入ってません。がしかし、すすいだり、脱水時に内部で水をぶちまけているハズなので、結果特に問題なし。
・試しに白い肌着などを洗ってみる
本当に奇麗になっているのか、確認するわけです。ちなみにウチでは、肌着にカスが少し付いたので、「もしや、もう一度やるのか!?」とも思ったのですが、2回目の通常の洗濯にてカスが出ていないことが確認できたため、これで終了となりました。よかった、よかった。
というわけで(大事なこと)
気になることを書いておきます。洗濯機の説明書には「自動おそうじを継続使用されているときは、3〜4ヶ月毎に槽洗浄をおすすめします」とある。なんだ、やはり別にやらなきゃいかんのか。そしてそこに書かれているクリーナーの種類が「塩素系漂白剤」なんですよ。あの酸素系と比較して汚れが落ちないとされている。
だからですね、この洗濯槽のお掃除、必ず自己責任にて行って下さいませ。この記事のとおりにやったおかげで、洗濯機に不具合が出たとしても当方はいっさいの責任を負いません。その点、よろしくお願いします。
と、お固いことを書きましたが、塩素系じゃ絶対にこんなに汚れが落ちませんって。この件を知人に話して、上の写真を見せたのですが、「塩素系を使ったせいか、こんなに汚れ出なかったよ」と言っておりました。
おすすめですよ、酸素系。それが正直な気持ち。もちろん、自己責任で(笑