- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/07/13
- メディア: 文庫
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前回にも書いたのですが、本を読むモチベーションがだだ下がりな状態です。そもそも本好きな知人と出会えたことが、今期の本を読むきっかけになっていたのですが、いろいろありましてその知人とは疎遠となっております。そう、コレを読んだよ、こんなところが面白かったよ、ここはちょっとね、等々感想を共有する人間がいなくなってしまったのです。
その代わりといってはなんですが、以前よりも頻繁に本の感想を記事にしておりました。がしかし、やはり心に空いた穴は埋まらぬまま。本を読む気力が徐々に徐々にしぼんできている...。
そんな言い訳は置いといて、感想です。ごめんなさい、最後の四章、なんだかぜんぜんわかりません。本の中の謎の本「三月は深き紅の淵を」の四章をなぞっていることはわかります。でも、一人称であるわたしが出雲へ出かけるハナシと、なにやら全寮制学園もののハナシがどういう繋がりをもって存在しているか、まるでわかりません。
一章は面白かった(記事)。あのワクワク感、とても好きです。二章(記事)はまあまあと思っていたところ、後半に入ってものすごい盛り上がり。好きです。そして三章(記事)。これも好き。恩田陸って女学生のハナシがとても上手な気がします。ストーリー的にもいい感じ。まとまりも一番ある。
で、この四章ですよ。わたしはどうしたらよいのでしょう(笑。とりあえず、記事冒頭に書いた三月シリーズの続きと思われる「麦の海に沈む果実」をチラチラと眺めてみると...、
- 作者: 恩田陸,笠井潔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/01/16
- メディア: 文庫
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