今年7月に校舎から飛び降り自殺した神戸の高校3年生について、学校側の会見内容を聞いていると、ホントに本当に、胸クソ悪くなるばかり。自殺した彼のポケットからは3枚の遺書が見つかっており、同級生から金銭を要求されていたことが書かれている。にもかかわらず、学校側の言い分は終始いじめを否定。
・我々の調査ではいじめの報告はいっさいあがってきていない
遺書すら読んでおらず、この発言。
・恐喝未遂の容疑があったことを聞いて
はじめて聞いた。聞いたコッチが驚いてるくらいなんです、と一瞬笑いの表情をもってその驚きを伝えようとした。
・恐喝していた同級生は仲良しなんですよ、葬儀のときも棺を担がせてくれと申し出があったんです
恐喝の事実を聞いてもなお、彼らが仲良しであることを強調。
・恐喝があったとしても、いじめの事実は認められない
もう、なにを言っているかワケわからない。コイツら(学校側)は、ひたすらいじめの事実を認めようとしないだけ。認めてしまえば、自分の責任が問われるから。
恐れ入りましたよ、ここまでヌケヌケと責任逃れをする校長と教頭の姿に。いじめが原因とされる自殺が相次いだとき、教育委員会や学校側の対応のいい加減さが社会的に問われたハズなのに、彼らはそれからなにも学んでいない。学ぼうとも思っていない。そんな人間が教育現場のトップにいるなんて。信じられないし、信じたくもない。