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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を観る

フロム・ダスク・ティル・ドーン [DVD]

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 TV放送。正月気分がまだ抜けきらない夕べ深夜のこと。TVでホラー映画やるよ、とつれあい。ネットで番組を確認すると、吸血鬼モノらしい。んじゃ〜観てみるか、なんて感じで鑑賞開始。
 出演者がかなり豪華っぽいんですよ。しかも1996年の映画だからみんな若い。ジョージ・クルーニークエンティン・タランティーノが銀行強盗で逃亡中の兄弟を演じてる。タランティーノなんて「キルビル2」で来日したときのイメージがあるから、最初見たときわからんかったよ。
 それにハーベイ・カイテル。「スモーク」(感想)はイイ映画だったよね。でも今回のハーベイはちとイメージが違う。なんとなく柔らかい。もっと灰汁が強くなかったっけ?、この人。例えて言えばリチャード・ドレイファスが演じてても、なんら違和感ない感じ。他にも知った顔がチラホラと。
 肝心なのは出演しているタランティーノ自身が脚本を書いてること。こりゃ普通の映画じゃないなと覚悟はしていたものの、その予想を超えるとんでもない映画。いや、文句言ってません、楽しかったですよ。怖がりたかったつれあいとしては、お気に召さなかったようだけど。
 ぶったまげたのは、いつまでたっても吸血鬼が出てこないこと。てか、ホラー映画のホの字の雰囲気もありゃしない。とはいえジョージとタランティーノがイイ演技してて、それはそれで十二分に面白い。
 おいおい、ホントにホラー映画かよと、数行の映画解説を何度も確認したくらい。狐につままれたような気分で、そろそろ終盤に入ろうってときに、ようやく吸血鬼登場。こりゃ一杯食わされたって感じ。
 というわけで、そういう映画でした。狙ってたのね、タランティーノ。でも楽しかったよ、だから許せる。Amazonで確認したら、人気あったみたいでこの後続編が2本も作られてるようです。特にジョージがよかった。ファンなら必見の映画でしょ。そういう意味でお勧めです。