CONDEMNED PSYCHO CRIME(コンデムド サイコクライム)
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2006/08/31
- メディア: Video Game
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コンデムドって何よ?
わたしもぜんぜん知らなかったですからね〜、コンデムドの存在。とくかく恐いらしい。恐いといっても相手は人間なんだけど、それでも恐いって。
主人公は警察関係。暗闇。懐中電灯で照らされてるところだけが頼り。ビルの中を歩いていると、遠くでガチャン!とか、ヒタヒタ走る音が聞こえる。そしていきなり襲われるとな。襲う方は人間なんだけど、進めば進むほど奇怪なクリーチャーっぽくなるって?。
システム的にはFPS。ほら、あの画面手前に銃器だけが見えてるヤツ。でも銃器の弾が少ないんで、ほとんどは棒やパイプによる打撃戦になるとか。敵を殴った後のパイプは鮮血で染まるらしい。
わたしの予備知識はそんなもん。そうそう、やり込み要素として金属片と鳥の屍骸を集める、な〜んてのもあるそうな。ともあれホラー好きな我が家としては、買わずに済まされるような一品ではないってこと。
やってみました
とある廃ビルの殺人現場に案内されるFBI捜査官(主人公)。携帯端末やら紫外線ライトやらのハイテク機器を使って調査を開始。ところが!、なんと犯人はまだこのビルに潜伏している模様。地元警察官と離ればなれになり、犯人らしき男に銃まで奪われて、ひとりで真っ暗なビルの中を捜査するハメに。
たしかに雰囲気出てますね〜。廃ビルなんで中はグシャグシャ。見通しがメッチャ悪い。しかも暗い。どこから襲ってくるのか不安になります。そして、主人公を歩かせるとズリィ〜、ズリィ〜と画面が動く。この動きが妙にリアル。わたしゃゲームではじめて酔いそうになりました。
なぜ3D酔い?と考えたんですが、たしかに移動するたびにまわりをいちいち見渡して確認しなきゃいけない、ってのもあるんだけど、移動のときに微妙に上下動しているのが原因だと途中で気付きました。たしかにトップモデルでもないかぎり、頭は上下に動きますよね。足場も悪いし。そのうち馴れたからイイけど。
恐さはホントにあるのか?
幽霊を見るような恐さありません。どこに潜んでやがるんだ?、どこから襲ってきやがるんだ?、といった不安からくる恐さです。敵の気味悪さがイイ味になってまして、基本的には「襲われたくない」って気持ちになる、実にウマい設定。
ただし、ただし、最初の頃こそビビりながらやってましたが、やはりそこはゲーム。いかにダメージを受けずにやっつけるか?、銃の残り弾数は?、救急セットの場所は?等々、恐さよりも生き残ることに集中しちゃうのは致し方なし。和風ホラーゲームとして秀逸のデキと認めるあの零シリーズでさえそうですから、ホントに恐いゲームをつくるのってカナリ難しいでしょうね〜。
とりあえず
最初のレポートなんでこのくらいで。6章まで終わらせましたが、敵のクリーチャー度は這イツクバリが出現した程度。まだまだこれからなのかな?。
鳥の屍骸は比較的見つけやすいです。3章は初回にも関わらず全部拾ってあげました。それに比して見つけにくいのが金属片。わからんよ、アレは。
ムービーで登場する自キャラ、敵キャラなどはいかにも欧米風でイマイチ感情移入できません。自キャラなぞいっそ見れない方が良かったかもしれない。文句ついでに日本語字幕。あまりにヒドい。8bit時代のパソコンで挿入したかのようなチャチさ。もっと真面目にローカライズして欲しい。
この先どれくらいあるかわからないけれど、すぐ終わっちゃうようだとガッカリかも。初回プレイなんでカンニングなしでやってます。もっとドキドキさせて欲しいぞ!。