- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/06/24
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で、感想。面白かったですよ、うん。いや、面白かったっていうか、映画としてイイつくりだと思いました。監督のフレデリック・シェンデルフェールって人、なかなかの腕前と見ました。ひとつひとつのシーンの構図がいかにも映画らしい。TVドラマだかTVムービーみたいな中途半端なカメラワークが大嫌いなんですが、この映画はしっとりとした映画らしい絵を見せてくれます。それだけでけっこう見入ってしまった。
役者さんもイイ。主役のヴァンサン・カッセル、かなり個性的な感じで「ジョヴォーダンの獣」や「クリムゾン・リバー」あたりに出てる人なんだけど、すっかり忘れてます、わたし。でもイイ。相手役のモニカ・ベルッチもイイ。「マトリックス」に出てるらしい。なんでもこの二人、実生活ではホンモノの夫婦だとか。
苦手なフランス映画なんですが、おかげさんで最後まで観ることができました。しかしあの終わり方、な〜んか中途半端な気が。ところどころながら観しちゃったわたしが悪かったの?。そのあと一波乱ありそうな余韻を残して終了です。特にお勧めはしませんが、普通に観れたフランス映画として個人的に印象深い作品です。