「スカイキャプテン」を観る

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー 初回限定スペシャル・プライス版 [DVD]

　今観終えたところ。いや〜、最後思い切り笑っちゃいましたよ。すご〜く変わった映画です。時は1939年。巨大ロボット軍団がニューヨークを襲う。そんな出だし。画面は一貫してセピアというかモノクロ調。しかも暗い。現れ出てたるスカイキャプテン（ジュード・ロウ）、とにかくカッコヨク描かれてます。
　基本的にサンダーバードだと思います。そう、ひとりサンダーバード。メカに強くて年中 Good boy! （犬か！）って誉められてる助手がいますけど。強気の彼女や浮気相手とのやり取りは、どことなくインディー・ジョーンズのハリソンっぽいかな？。もうメカ、メカ、メカ（終盤は恐竜も）の世界ですから、その手のなつかしメカ好きにはたまらない映画になりそう。
　ギャグもそこそこ入ってます。冒頭のロボット軍団急襲は全世界の都市で起こっており、それを知らせるニュースで各国の新聞記事がパラパラと写し出されるんですが、日本版のヤツをポーズで停めてよく見ると...。な〜んと写真にロボット軍団と戦うゴジラらしき影が！。そして見出しには「大怪獣が国民を救う」だって！？。細かい仕込みしてますよ〜。
　というわけで、暗い画面の雰囲気に最初はついていけるかな？って不安だったのですが、けっこう楽しまさせてもらいました。サンダーバードや鉄人28号のお好きな人にお勧めします。