- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2006/01/25
- メディア: DVD
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これがね、けっこう面白かったんですよ。映画ド素人なわたしですから「コレがあ〜だからイイんだよね」という的確な評価が書けないのがジレったいんだけど、悪くないっす。といってもよくデキた映画でもないんだけどさ。
なんだろね〜、脚本がイイのかな。全体的にチープ感漂うB級映画なんだけど、ハナシの展開だけはよくデキてるみたいな。ありゃりゃ!と言いたくなるようなコマ割りも散見されるにもかかわらず、内容に惹き付けられて最後まで観ちゃいました。
舞台はジャマイカ。ジャマイカといえばブードゥー教。ブードゥー教といえば呪い。ってわけで、大地主兄弟の弟の主治医として赴任したヒロインが、患者の病気の謎を解いていく、てな感じのストーリー。子どもの頃のわたしは不思議大好き少年でして、心霊とかUFOとかに興味津々だったんです。そんな中ですご〜くお気に入りの本があって、その題名が「世界の魔術師」だったことを思い出しましたよ。なんかインチキ臭い世界なんだけど、嫌いじゃない。トニー・カーティスの「マニトウ」なんかも好きだったし。といってもこの映画、大魔術師どうしの対決やら呪いガンガンてなわけじゃありませんのでご注意を。
ヒロインのおねいさん、というかオバさんなんだけど(ジェニファー・グレイ)、ちょっとキャラが薄いのが残念とはいえ、それなりに肌の露出が多くてヨシ。それよりも現地の元気なおねいさん(というかオバさん)。コッチのキャラの方がよかったね〜(クリスティン・ウィルソン)。出会った翌日の朝に彼女の家を訪ねたら、全裸でお出迎えなんてイキなことしてくれる。とって付けたようなエロじゃなくて自然な感じがイイ。キャラ的には十分にエッチな設定だけどね。
追記:「ドクター・ドリトル」観たら、なんとこの人、奥さん役やってました。キレイな人です。なんとなく得した気分。
ともあれ安っぽいのに面白いという、なんとも不思議な映画でした。コレね、実力のある監督にリメイクして欲しいですよ。かなりイイ作品になるんじゃないでしょか?。お勧めするにはナニだけど、こんなアンバランスな映画もあるってことで、興味のある方はどうぞ。