WOWOW録画。金曜日のホラーシリーズ。1988年モノ。けっこう古い。序盤から中盤、けっこうイイつくり。カメラがイイ。アングルやカットのタイミングが巧い。もしかしたら良作かも?とけっこう期待する。
主人公の顔、誰かに似てるな〜って思いながら観てたんですけど、終盤になってやっと思い出しました。デミ・ムーアです。さすがに若い。プクプクしてる。
新約聖書だったかな、7つの予言が現実のものとなるとき、大きな災いが起きるらしい。砂漠に氷の町が現れたり、魚が死んだり、河の水が血になったり。デミ・ムーアは最後の予言の対象となっている。
この七つの予言、最初は良かったよ、砂漠の町がなぜか氷に閉ざされている。なんともオカルティックな香り。ところが海辺の少年が死んでいる魚たちを見て驚くあたりから、かなりあやしい。そんなの世界中のどっかで起きててもおかしくない現象でしょ?。
もっとも違和感を覚えるのが、デミ・ムーアの件。それこそ誰だってかまわないのに、なんでデミ・ムーアが対象なの?。殉教者の死も身近過ぎ。だから終盤はもうグタグタ。せっかく映画らしい落ち着いた映像で楽しませてくれてきたのに、脚本ボロボロですよ、コレ。
という具合でタイプする指にも力が入りません。カメラがイイだけにホント、残念。お勧めしませんです。