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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

「エクソシスト ビギニング」を観る

エクソシスト ビギニング [DVD]
 つれあいが借りてきたレンタルDVD。観終わって一言「惜しいね〜」。こちらが公式サイト
 まず最初に主人公を見て思ったこと、なんでこの人がインディー・ジョーンズじゃないんだ?。もう支離滅裂ですね、わたし。エジプトの飲み屋、中年、テンガロンハット、考古学者ときたら、やっぱハリソン・フォードしか頭に浮かばなかった。
 少しして名前を呼ばれる。彼の名はメリン。そうだよ、この映画は若い頃?のメリン神父を描いているんだよね。だからビギニングなんだよ。という具合にやっとこさ脳みそが通常レベルの活動を開始。で、序盤を冷静に判断。映画の雰囲気は悪くないぞ、こりゃ期待できるかも?。しかし...。
 最初に???と思ったのが発掘された謎の教会のつくり。一番上の屋根だけ見えてるんだけど、なんか安っぽい。次は小さい男の子の演技。ちょっとダメ。後半は重要度が増してくるのにもっとダメ。そしてハイエナのCGにもダメだし。動きが悪い。
 全体的に漂う質感みたいなのは決して悪くないんだけど、だからこそ妙にチャッチイところがちょこちょこ目についちゃう。せっかく悪くない映画に仕上がったかもしれないというのに、そのチグハグさが不思議な感じ。
 全体の質感を高く維持するのって難しいことですよね。その点は順当にこなすだけの技量があるんですよ(好き勝手書いてますm(__)m)。なのに「なんでこんなカットにしちゃったの?、許しちゃったの?」みたいなのがポツン、ポツンと点在してるんです。惜しいね〜、せっかくのエクソシスト・シリーズなのに。
 というのも初代エクソシスト、わたし非常に感動したんです。中学生の時リアルタイムでロードショー観てたんですが、なんかの弾みでDVD買って、なんとな〜く観始めてすっかり虜に。中学生のときの「恐い映画」という単純な印象とは違った世界がそこにあったんです。この監督ただもんじゃない!って(そのあたりはむかしの徒然キーボードにて)。
 そしてクライマックス。そのあたりから一変して品質ガタ落ち。せっかく誉めていた雰囲気作りが、悪い方のレベルに合わせるかの如く。惜しいとかの次元じゃないですよ。これじゃ初代が泣くってもんです。だからわたしはこのクライマックスを心の中で封印しました。
 ハナシ変わって。サラ(イザベラ・スコルプコ)という女の医者が出てくるんだけど、最初見たときはぜんぜん気にしてなかったのに、徐々に徐々に惹かれていくわたしがそこに...。異郷の地だし、話ができる女性って彼女くらいしかいないという、特殊な状況がプラスに働いたんだろうけど、途中からすごく魅力的に。その気持ちを確かめるべく「早く出てこい、サラちゃん」と願っていたら...。だから封印したんです、クライマックス(理由の一つではあるかな?)。 
 ちなみにつれあいは「途中までたいして面白くなかったけど、最後が恐くて良かった!」と申しておりました。感じ方は人それぞれなんだなぁ〜、と勉強になった1本でした。お勧め度は、TVで放送されたら観てね、です(個人的見解)。