もうこれで最後になるんじゃあるまいかとまで心配されている、CRT方式のHDTVの新機種発表です(記事)。液晶のHDTVより安いんですよ、CRTだと。32型で店頭予想価格が約18万円。少し経てばもっと安くなります、きっと。
ゲームでの使用を考慮するなら、残像が気になる液晶よりもCRTってのが定説だそうです。わたし、液晶TVもってないから実感したことないんだけど。液晶TVの方もHDTVを名乗っておきながら、フルハイビジョン(1920×1080ピクセル)に対応した製品はやっと出始めたところ。しかもやたら高額。ちなみにプラズマの高解像度化はさらに難しいらしい。んじゃ〜CRTならイイかというと、さすがに横1920ドット並みの解像度が出せるモノは???らしく、ましてやコストダウンされたあげく大きさも32型ほどじゃ、とてもとてもフルハイビジョン対応とは言えないとのこと。
追記:32型じゃダメというのは書き過ぎ。28型ではやはり小さすぎるため無理があるそうな。36型だとデカくて設置が大変なので、せめてもの落としどころが32型、という感じらしい。ただし、だからといって32型で横1920ドット並の解像度があるわけじゃないと。:
でも今現在、とりあえずHDTVが欲しい、本格的なのはアナログ放送がなくなる2011年以降に考えればイイ、って考えるわたしには、このCRTのHDTV、なかなかに魅力的なんです。ゲームもしたいし。ところがところが、これから売り出そうというHDTVにもかかわらず、前見出しで書いたハイビジョンのデジタルデータ用端子、HDMIがついてない。ないったら、ない!。
次世代DVDが本決まりになって(今1本にまとめられないかってやってますよね)、ハイビジョン映像が収録された市販次世代DVDが発売されても、HDMI端子がTVについてなくちゃ観ることすらできないって方向に業界(コンテンツ配給側の方)が進んでいるっていうのに。
ホントに先が見えないですよ、HDTVの扱いって。これじゃいくら安いからといってもこの機種に手が出せないです。まさか放送受信専用だと思ってくれ、なんて考えてるんじゃあるまいな、メーカーさん。