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koyanの明石

Mac、TV、映画、カメラ、イタチ、猫等についてボチボチ語ります。書いているのはおっさんです。

book

「村上海賊の娘」(和田竜)の景ちゃんはアイドルです

村上海賊の娘 上 作者:和田 竜 新潮社 Amazon 村上海賊の娘 下 作者:和田 竜 新潮社 Amazon 本屋大賞です。ずいぶん前ですが。おかげで安く購入することができるのです。まずは上巻。表紙に後ろ姿を晒すこの物語の主人公、景。大きな目に筋の通った鼻、分厚…

「鹿の王」(神橋菜穂子)は素晴らしい

鹿の王【全4冊 合本版】 (角川文庫) 作者:上橋 菜穂子 KADOKAWA Amazon いや~、この題名、なんだろ?TVCMで見たのかな?。そんときわたしの頭に浮かんだのは、ずいぶん前にドラマでやってた「鹿男」。なんか面白くて観てた記憶アリ。だって頭だけ鹿なんだ…

「魔術はささやく」(宮部みゆき)は手慣れた上手さ

魔術はささやく (新潮文庫) 作者:みゆき, 宮部 新潮社 Amazon 久しぶりの宮部みゆきです。恩田陸と比べれば読んだ量的にはかなり少ないのですが、作品的に印象に残っている感じ。コレとコレとか↓ koyan.hatenablog.com koyan.hatenablog.com そう、ゲーム絡…

「エディプスの恋人」(筒井康隆)でとうとう神が現れる

エディプスの恋人(新潮文庫) 作者:筒井康隆 新潮社 Amazon 読んでからだいぶ日が経ったのは内緒。なぜかね、いや、答えは簡単、読みながらやたらメモを書きまくったから、これをどうやって記事にまとめるか自信がなかったからです。メモも適量を守らないと…

「家族八景」(筒井康隆)は七瀬が主人公ではない

家族八景(新潮文庫) 作者:筒井康隆 新潮社 Amazon さて問題の「家族八景」です。なにが問題かというと、以前ココに感想を上げた↓ koyan.hatenablog.com にて、この作品の主人公である七瀬をメインとした三部作のシリーズものということを解説で知り、なお…

「あの家に暮らす四人の女」(三浦しをん)はとても好き、ファンになりました

あの家に暮らす四人の女 (中公文庫) 作者:三浦 しをん 中央公論新社 Amazon 古本屋で目に留まった本。わたしは男なのでけっきょく女性のハナシが読みたいんでしょうか?。ハツラツとしたJKが主人公のハナシも好きだし、この作品の裏表紙にあるように、女性の…

「七瀬ふたたび」(筒井康隆)はなぜふたたびなのか?

七瀬ふたたび(新潮文庫) 作者:筒井 康隆 新潮社 Amazon やられましたね~。本を選んでいるときにとある事情(後述)でこの作品を手に取ったのですが、最後まで読んでも題名の「ふたたび」の意味がわからない。悪い予感を持ちながら最後にある解説読んだら.…

「図解でわかる ニーチェの考え方」(富増章成)は面白いよ

図解でわかる!ニーチェの考え方 (中経の文庫) 作者:富増 章成 KADOKAWA Amazon やっとニーチェです。わたしサブスクで漫画読んでるんですが、前にニーチェがパグ?に生まれ変わって現代に復活するという漫画があって、このパグをJKだったかが飼うことになる…

「雪月花黙示録」(恩田陸)はライトノベル?

雪月花黙示録 (角川文庫) 作者:恩田 陸 KADOKAWA Amazon 恩田陸です。でもね、コレはいつもと違う。この表紙絵見てくださいよ。なんですか、コレ?。ライトノベル?。ってわたし、ライトノベル読んだことないんですが、よくアニメの原作になってますよね、あ…

「シーア派 台頭するイスラーム少数派」(桜井啓子)はいい本です

例の上司から借りたコーラン三部作のメモはコチラ↓ 「コーラン 上」(井筒俊彦訳)は不思議な本 - koyanの明石 「コーラン 中」(井筒俊彦訳)は宗教を考えさせる - koyanの明石 「コーラン 下」(井筒俊彦訳)は面白い - koyanの明石 その後に借りたのが、…

「劇画ヒットラー」は読みであり

以前、ヒトラーに関する本を上司より二つ借りて読みました ↓ koyan.hatenablog.com koyan.hatenablog.com で、今回はとある本を検索中にたまたま見つけたこの本 ↓ 劇画ヒットラー (ちくま文庫 み 4-12) 作者:水木 しげる 筑摩書房 Amazon 今手元にないんで詳…

「クレオパトラの夢」(恩田陸)は先読みしたくなる

クレオパトラの夢 新装版 (双葉文庫) 作者:恩田 陸 双葉社 Amazon お題の先読みってのは、こう本を読んでいて、すぐ先の行につい目が行ってしまう、そう、はやくその先を知りたくなるってことです。そんだけ面白いってこと。こんな経験初めてだったので、思…

「まひるの月を追いかけて」(恩田陸)はロードムービー

まひるの月を追いかけて (文春文庫) 作者:恩田 陸 文藝春秋 Amazon またもや、恩田陸です。いやはや、面白いですよ、恩田陸。最近続けて何冊も読んでますが、まるで飽きることがありません。 今回の裏表紙には「恩田ワールド全開のミステリーロードノベル」…

「見るだけでわかる ピケティ超図解」はぜんぜんわかりませ~ん(恥

見るだけでわかるピケティ超図解――『21世紀の資本』完全マスター 作者:神樹兵輔・21世紀ビジョンの会 フォレスト出版 Amazon またまた上司が読んでみ!と言って貸してくれた本。名前は聞いたことあり。フランスの経済学者で、ノーベル賞もとったとか。って勝…

「ヒトラーの大衆扇動術」はリーダー向け啓蒙書

ヒトラーの大衆扇動術 作者:許成準 彩図社 Amazon いくつか前の記事で↓ koyan.hatenablog.com ってのを書いたんですが、その第二弾です。また、読んでみ~と上司から渡された本です。まずお断りしておきますが、この書にも書かれております通り、決してヒト…

「イスラーム国の衝撃」は読みやすいけど難しい

例の上司から借りたコーラン三部作のメモはコチラ↓ 「コーラン 上」(井筒俊彦訳)は不思議な本 - koyanの明石 「コーラン 中」(井筒俊彦訳)は宗教を考えさせる - koyanの明石 「コーラン 下」(井筒俊彦訳)は面白い - koyanの明石 その後に借りたのが、…

「ナチスの発明」はけっこう驚き

ナチスの発明 ―特別編集版― 作者:武田知弘 彩図社 Amazon まずはじめにお断りしておきますが、この本の冒頭にも書かれているとおり、決してナチスを肯定、擁護しようとしているわけではないことを了承の上、よろしければ読んでください。 ロケットにPA(スピ…

「木洩れ日に泳ぐ魚」(恩田陸)はいけない恋?

木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫) 作者:恩田 陸 文藝春秋 Amazon はい、恩田陸です。なにやら帯を見ると、本屋大賞と直木賞をW受賞したさくひんだそうな。「続きが気になりすぎて、電車を乗り過ごしました」なんて読者のコメントが書かれております。すごく、期…

「タリバン」(田中宇)でアフガンのお勉強

例の上司から借りたコーラン三部作のメモはコチラ↓ 「コーラン 上」(井筒俊彦訳)は不思議な本 - koyanの明石 「コーラン 中」(井筒俊彦訳)は宗教を考えさせる - koyanの明石 「コーラン 下」(井筒俊彦訳)は面白い - koyanの明石 その後に借りたのが、…

「イスラムの怒り」(内藤正典)はわかりやすく面白い

例の上司から借りたコーラン三部作のメモはコチラ↓ 「コーラン 上」(井筒俊彦訳)は不思議な本 - koyanの明石 「コーラン 中」(井筒俊彦訳)は宗教を考えさせる - koyanの明石 「コーラン 下」(井筒俊彦訳)は面白い - koyanの明石 その後に借りたのが、…

「「イスラム原理主義」とは何か」(山内昌之編)は難しいけど勉強になる

「イスラム原理主義」とは何か 岩波書店 Amazon 例の上司から借りたコーラン三部作 「コーラン 上」(井筒俊彦訳)は不思議な本 - koyanの明石 「コーラン 中」(井筒俊彦訳)は宗教を考えさせる - koyanの明石 「コーラン 下」(井筒俊彦訳)は面白い - koy…

「夢違」(恩田陸)は最期がズルい♪

夢違 (角川文庫) 作者:恩田 陸 KADOKAWA/角川書店 Amazon 仕事の合間用にたっぷりと購入した恩田陸文庫本たち。その2つ目。1つ目は↓ やはりこちらもお得意のミステリー。お題は夢。わたしも学生の頃、夢に興味があってフロイトの本を何冊か読んだことがあり…

「コーラン 下」(井筒俊彦訳)は面白い

コーラン 上 (岩波文庫) 作者:井筒 俊彦 岩波書店 Amazon 例によって上の広告は上巻しかなかったので、ごめんなさい。さてとうとう下巻を読破いたしました。感想的には大きく変わってないと思いますが(上巻のメモ、中巻のメモ)、思いつくままにメモります…

「コーラン 中」(井筒俊彦訳)は宗教を考えさせる

コーラン 上 (岩波文庫) 作者:井筒 俊彦 岩波書店 Amazon 上の紹介、上巻しかなかったので、ごめんなさ、今回は中巻です。前回(メモ)の予告通り、無事中巻と下巻を借りることができたので、かつ、中巻を読み終えたのでご報告。 感想の内容は前回の続きのよ…

「球形の季節」(恩田陸)はちょっとわからん

球形の季節 (新潮文庫) 作者:陸, 恩田 新潮社 Amazon 恩田陸です。「光の帝国」(メモ)から始まって、それなりの数を読んでいる作者です。なぜ惹かれるのか?、そうですね~、やはりその不思議な世界観でしょうか。けっこう変わった世界が好きなのです、わ…

「コーラン 上」(井筒俊彦訳)は不思議な本

コーラン 上 (岩波文庫) 作者:井筒 俊彦 岩波書店 Amazon 自分で選ぶのであれば、一生出会うことすらないだろう本が今回のお題。とある伝手でなぜか読むことになったのですが、なんじゃこの内容は?。アッラーが怒って他の神を拝むんじゃないぞ、地獄に落ち…

「モンスター」(百田尚樹)は悲しい

モンスター (幻冬舎文庫) 作者:百田尚樹 幻冬舎 Amazon 百田尚樹ですよ、あのスキンヘッドのおしゃべりおじさん。実はわたし、彼の本はまるで読んだことがありません。この間「海賊と呼ばれた男」(「海賊と呼ばれた男」のメモ - koyanの明石)という彼の本…

「河童」(芥川龍之介)のメモ

河童 作者:芥川 竜之介 発売日: 2012/09/28 メディア: Kindle版 先にお断りしなければなりません。このおハナシ、正直、ちゃんと読み込んでおりません。長期間に渡って読んだというのもあり、また、わたしの読解力の問題もあり、なんかね、よくわからん感じ…

「告白」(湊かなえ)のメモ

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) 作者:湊 かなえ 発売日: 2010/04/08 メディア: 文庫 まだ幼い娘を学校に連れてきていた女教師。ある日娘はプールに浮かび帰らぬ人となる。その事件の犯人が2人(AとB)の生徒と知った教師は、自分独自の復讐を果たす。 …

「意識のリボン」(綿谷りさ)のメモ

意識のリボン (集英社文庫) 作者:綿矢りさ 発売日: 2020/04/03 メディア: Kindle版 女子高生のイキイキとした描写が好きな、綿谷りさの作品。いや〜、予想と違う内容で、少し困惑しましたわ、正直。 各章ごとに感想をメモっておいたので、それをペーストしま…