わたしの好きな恩田陸の作品。長らく積んであったのを、睡眠前の読書用に発掘。少し厚めの文庫本。
最初に正直に書かせてください。よくわかりません。2回読みました。でも、よくわかりません。難し過ぎるよ、恩田陸さん!。
金沢がモデルと書いてあった気がする、お医者さんの家で起きた、大量殺人事件。毒殺なので、あの帝銀事件を彷彿とさせるような…
鍵となるのが、生き残った人たち。被害にあった家族の1人、目の不自由な娘、他お手伝いさんの子供など。
そのお手伝いさんの娘が、大学生の時、卒論のテーマとしてこの時間を取り上げる。現地でひたすら聞き込み調査。それが本として出版される。
その彼女も、この時間を担当していた、当時引退間近な刑事も、犯人として疑っていたのが、残された家族である目の不自由な少女。
ストーリーは代わる代わる語られる会話形式。誰が聞いていて、誰が答えているのか?。最初はその辺がワケワカメ。だから読み返したのですが、う〜みゅ、全て分かったとは、言えない…
というわけで、わからんわからん書いててもメモが終わらないので、この辺でぶった斬ります。このわからなさも恩田陸の魅力なのでしょう?。ご本人に答えを聞くわけにもいかないし、そもそも答えが存在してない気もするし、はてさて、どうしたものか?。誰が聡明な方、この作品のレポート、お願いします(そのうちググるかもしれない)。